無意識を意識してなりたい自分になる本

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無意識を鍛える

著者:梯谷 幸司(はしがい こうじ)
心理技術アドバイザーメンタルトレーナーとして活躍している方です。

無意識が人間を操っていると聞いたことがありませんか?
でも、無意識を鍛えることなんかできるのか不思議に思いますよね?

この本は、無意識を鍛えるために、
梯谷さんが積み上げたやり方が書かれています。

精神論でのやり方が多いので、
信じられない人は効果が薄いのではないかと思います。

面白ポイント

自分の中にないものは想像できませんp43

想像することができれば、
想像通りになることができるそうです。
イメージトレーニングのようなものでしょう。

本の中では、平行世界(パラレルワールド)がある前提で話が進んでいきます。
想像できる世界がある=叶っている自分がいる。
叶ってる世界線に行くトレーニングをすることが、
叶えるために必要なんです。

平行世界を信じるかは、あなたにお任せしますが、
イメージトレーニングは有効だと感じさせてくれます。

想像で叶えるのは簡単だと思うかもしれません。
しかし、現実のように正確に想像するのは案外難しいです。

  • どんな生活をしているのか
  • どんなものが必要なのか
  • 誰と会っているのか など分かる必要があるからです。

しかし、必要なものが分かれば、
叶えるために必要な行動が見えてくるのは明らかだと感じます。

人生が自分に何を求めているのかp58

自分が求めるのではありません。
自分に求められているものです。

自分に求められているもの=自分が積み上げてきた成功です。

この話になる前に、過去の出来事を思い出す作業がありました。
例えば、

  • 先生に怒られた
  • 窓ガラスを割ってしまった
  • お金を取られた

そしてその出来事に意味付けを行いました。

ネガティブな出来事を意味付けをすることによって、
必要な出来事にしたわけです。

  • 先生に怒られた→反骨精神を養うために必要だった とか

出来事があったために、
自分は適切に人をあおって成長させることができる。
この場合、自分に求められているものは、
「他人をあおることで成長させることができる」みたいになるわけです。

つまり、、、、

失敗→成功の過程を知っていれば、
誰かに方法を伝えることが出来るということ。
失敗していない人は、できちゃうからうまく説明することができません。

現実に自分を合わせるからうまくいかないp204

何かを変えようと思ったら、
これまでしてこなかったことが必要です。

あるもので考えると限界があります。
想像を働かせ、なりたい姿を鮮明に見ることが叶う鍵です。

例えば、失敗を想像していたために、
想像通り失敗したということはありませんか?

失敗したやり方しか知らないために、
同じ方法を想像しがちです。

でも、上手くいく方法が必ずあります。
うまくいってる人もいます。

現在は、過去の出来事に引っ張られやすいです。
これまでの積み重ねが現在になっていますから。

でも、現在に不満があるなら、
現在を変えないと未来につながっていきません。

未来から考え、逆算する必要があります。

過去の自分を見直し、なりたい未来を想像して、現在を変えていこう

無意識を鍛えるという、好みが分かれる一冊でした。

しかし、無意識は科学で認められていますし、
無意識で習慣がつくられているともいいます。

夢をかなえる方法は無数にありますが、
その1つにこの本が入るかもしれません。

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