エッセンシャル思考とは
自分の力を最大限の成果につなげるため・・・やるべきことを正確に選び、それをスムーズにやりとげるための効果的なしくみ。
本文p24
試しにやってみる
社会人になってからやるよりも、
学生のうちからできることをやっておくと後がかなり楽になるものがあります。
- 投資
- 副業に関すること
- 資格取得 などなど
社会人になって、思ったより自分の時間が取れないことを痛感しました。
もちろん、業種や働き方によるところはあります。
学生のうちから時間を有効に使うことによって、
未来の自分を助けることができます。
また、仕事につながることを頑張らなくても、
人生で後悔しないように、
やりたいことを試しにやりつくすことは絶対あなたにプラスになります。
自分で選ぶという最強の武器を手に入れるp46
なんとなく周りに合わせて行動することありませんか?
他にやりたいことがあるのに合わせて動いているとしたら、
かなりもったいないです。
時に、合わせることも必要ですが、
合わせてばかりの生活はかなり疲れます・・・。
教えてください、あなたは何をするのですか/
本文p48 メアリー・オリバーの詩
その激しくかけがえのない一度きりの人生で
学生の時この一文に出合い、考え方が一変しました。
今でも読むたびにドキッとさせられます。
ただ、なんとなく生きるより、
やることを決めて、毎日を生きる。
自分で決めて生きていくと決めてから、
自分で生きている感覚になりました。
「早く小さく」始めるp251
直前になって、
レポートや試験の準備を一気に終わらせることありますよね。
その負担を軽くする方法が、「早く小さく」始めることです。
重要なのは「小さく」。
早く一気に終わらせるのではなく、
後が楽になるように少し準備をしておくんです。
- 参考図書を探しておく
- 目次だけ作っておく
- パッと思いついたことを書き留めておく
- 試験に出そうなところをリストアップする
少しの準備が大きな力になります。
0から100にするよりも、
0から10、10から30と増やしていく方が気持ちが軽くなります。
また、少しずつ終わっていくので、
次にやることの計画が立てやすくなるメリットもあります。
費やす時間も変わります。
全部終わらせようとすると徹夜になることもあるでしょう。
しかし、少しずつ終わらせるなら、
締め切りまでに1時間だけ時間をつくっていけばオッケーです。
終わらないと焦るより、
少しずつ終わっていく方が修正しやすくクオリティも上がるでしょう。
正しい習慣がクリエイティビティを生むp257
習慣・マニュアルと聞くと、
- つまらない
- 退屈
- 個性がない
こんな印象を受ける方が多いと思います。
私もずっとそう思っていました。
しかし、つまらない・退屈といった印象は、
偏った見方だと気が付くことができました。
なぜ習慣にし、マニュアルがあるのでしょうか?
同じことをする必要があったり、
当たり前をつくるためではないでしょうか。
それならば、
その場その場で似たような判断にエネルギーを費やすよりも、自動化できるところは自動化し、もっと有益なことに脳を使った方がいい。
本文p259
分かりやすいのは、サービス業です。
- 接客のセリフ
- 対応の仕方
- 料理の味
チェーン店ならば、どの店に行っても同じであるはずです。
同じことは安心感ともいえるでしょう。
知らない土地に行っても、気兼ねなく入ることができるのは、
安心感があるからに他なりません。
またマニュアル化することにより、サービスの質が上がると考えます。
いつもの業務に頭を使うことが少なくなり、
突発的な出来事に対応しやすくなります。
習慣やマニュアルをあなたに置き換えてみましょう。
- 毎日やること
- 何を食べるか
- どうやって眠るか
決められることを決めていくと、考える時間は少なくなります。
決めることが多い現代、「決断疲れ」を減らすこともできます。
一歩進んで、
あなたが調子の良かった時のことを思い浮かべてください。
その日、何をしていましたか?
調子が良かった時、気分が良かった時のことを習慣にすると、
自分で調子がいい状態、気分がいい状態を作り出せそうじゃないでしょうか?
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